サスティナブルな社会

こんにちは!吉村電機です。2021年はじまりました!皆さんは年末年始どう過ごされましたか?お出かけせずお家にいらっしゃった方も多かったのではないでしょうか。

ところで、最近テレビや雑誌で『サスティナブル』という言葉をよく見聞きしませんか?環境問題・エネルギー問題については、これまでもこれからも常に考えていかなければならない問題ですが、『SDGs(持続的な開発目標)』という国連の国際目標とともにサスティナブルという言葉が多くの人に広く知られるようになってきました。

今回は 、“サスティナブルって?” というところから少し掘り下げていってみたいと思います。

サスティナブルとは

まずはじめにサスティナブルとは、英語で、

『sustain[持続する]』+『-able[~できる]』からなる言葉で、

『Sustainable[持続可能な、維持できる]』を意味しています。

サスティナブルな社会[持続可能な社会]とは、地球環境を守ることであり、限られた資源を大切にし使いすぎることなく、環境に配慮した生活をすることで、未来の地球環境を保つこと、よりよい状態にしていくことを目的としています。

サスティナブルとサスティナビリティ

 サスティナブルと同じくらい、セットのように、“サスティナビリティ”という単語も目にすることがあると思います。

“サスティナビリティ”とは、

『sustain[持続する]』+『-ability[~できること]』からなる言葉で、

『Sustainability[(将来的な)持続可能性 ]』を意味しています。

つまり、現在から将来に渡って、このまま社会が機能してくこと、環境が保たれることを指します。

SDGs[持続可能な開発目標]について

サスティナブル、サスティナビリティという言葉を聞いたことがある方なら、SDGs(エス・ディー・ジーズ)という言葉もよく耳にすると思います。この言葉は『SDGs =Sustainable Development goals [持続可能な開発目標]』のことをさしています。2015年の国連で開催された持続可能な開発サミットで採択され話題となりました。貧困をなくそうなど17のグローバル目標があり169のターゲット達成で構成されています。

2030年までに、この目標を世界全体の課題とし世界全体で解決していくことで、今以上によりよい世界へと変えていこう、世界を変えていくために企業そして個人が取り組み、ひとりひとりが意識していこうという目標です。

環境問題

例えば、ゴミを燃やすことで発生する二酸化炭素によって地球温暖化が進んでしまうゴミ問題、プラスチック製のペットボトルや容器が海に流されて起こる海洋汚染や生態系に影響をあたえてしまうプラスチックゴミ問題、自動車の排気ガスや工場から出る化学物質により人間の健康に悪い影響をあたえてしまう大気汚染問題、これらは環境問題のほんの一部ですが、ちょっと考えるだけでも思いつくことがあると思います。

私たちができること

これらの問題に対し私たちができることはゴミを減らすことや食品ロスをなくすこと、プラスチックをできるだけ使用しないようにする工夫なども含まれます。他にも、できるだけ自動車を使用せず自転車や徒歩で移動することだったり、物でも洋服でもお手入れをすれば長く使えるものを選んで買うこと、リデュース、リユース、リサイクルの3Rを心がけることなど、たくさんあります。身近なことからできることを少しするだけで変わっていきます。

SDGsの効果

また、2015年にSDGsが採択された時にはあまり注目されていませんでしたが、2017年の世界経済フォーラム(ダボス会議)にてSDGsの達成により12兆ドル(約1,400兆円)の経済価値、3億8千万人の雇用の創出が可能になると推計が出されたためSDGsを重要視する企業も増えました。

SDGsに積極的に取り組むことは企業としてアピールポイントになりビジネスチャンスも広がっていくと思われます。SDGsを意識している企業とそうでない企業を比べたら、きっとSDGsに前向きな企業と取引したいと思う方が多いと思います。SDGsに取り組むことで自社の価値をあげていくことはビジネスの持続を可能にします。

ファッション業界においてもサスティナビリティを意識した取り組みは注目されていて、ハイブランドでも環境保護や動物愛護の観点からリアルファー使用廃止、レザーやファーを全く使わないだけでなはく合皮や可能な限りのエコ素材を活用しデザインすることを宣言しています。

そして企業だけでなくInstagramなどのSNSでもインフルエンサー含め多くの方が  “サスティナブル” “サスティナビリティ” “SDGs” について様々な角度から発信しています。私達ひとりひとりができること、どうすればいいのか、何からはじめたらいいのかを伝えてくれています。ペットボトルを買うのをやめてマイタンブラーを持ったり、お買い物するときはマイバッグを利用したり、これらはすでにはじめられている方も多くいらっしゃると思いますが、自分が取り組めることから少しずつはじめるといいと思います。小さな取り組みも多くのひとが行うと大きな効果が得られるはずです。


いかがでしたか?サスティナブル、サスティナビリティ、SDGsについて少しですが理解できたと思います。ひとりひとりができること、会社として企業としてできることについて、この記事のトップ画像にある17の目標を意識し具体的に私たちができることを考え、少しずつ取り組んでいきたいと思っています。環境問題については、様々な意見があると思います。森林伐採もメリット、デメリットがあったり、エコバッグも本当に “エコ” なのか、調べていくと色々な考え方があることを知ると思います。情報の時代ともいわれている現在、情報の選び方や取り入れ方も重要になってくるのかなと思います。

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