花粉症と食

こんにちは!吉村電機です!ご無沙汰しております! あっという間に、2022年3月となりました。3月は21日に春分の日を迎えますね。

“自然をたたえ、生物をいつくしむ日”です。

そして今年の宇宙元旦の日でもあります。宇宙元旦って?と思った方は、“ Google it ! ” 調べてみましょう。そして信じるか信じないかはあなた次第です。


さて、春に近づくににつれだんだんと暖かくなり、日中はとくにぽかぽかと気持ちの良い時期となります。と、同時に花粉症の方にはとてもつらい時期となります。
今回は、花粉症と食について豆知識を交えながら、お話ししていきたいと思います。

花粉症


日本人の2~3割の方が花粉症と言われています。アレルギー性鼻炎を含めると2人に1人がくしゃみ・鼻みず・鼻づまりに悩まされているということになります。
花粉症はたんぱく質に反応するため、お肉や乳製品などの動物性たんぱく質を多く摂りすぎると消化(分解)が不十分なまま腸に吸収され、カラダが異物と判断すると、免疫システムが過剰に反応することによりアレルギー反応を起こします。日頃からお肉をたくさん食べる方や、乳製品が好きな方は花粉症にいなりやすい傾向にあるようです。

お肉や乳製品を多く摂るのではなく、日頃からバランスのよい食事が大切になります。特に食物繊維を多く摂ることを心がけると腸内環境も整いやすいでしょう。

春は解毒に最適


春はデトックス(解毒)の時期です。新陳代謝も活発になります。冬の間に溜め込んだ脂肪や毒素など老廃物を排毒するのに適した時期となります。

人体の臓器の中で解毒担当は【肝臓】です。

肝臓のはたらきが悪くなると、朝起きるのがつらい、肩こりがつらい、イライラしやすい等、自律神経が乱れやすくなります。運動や呼吸、食事でしっかりケアしましょう。

旬の食材は栄養価が高く食べることにより免疫力を高めたり、抵抗力をつけたりと、カラダにとって良いことはご存知だと思います。

春は菜の花・春キャベツ、夏はきゅうり・スイカ、秋はさつまいも・サンマ、冬は白菜・みかん等、積極的に摂りたいですね。

また、肝臓に負担をかけないように、アルコールやケーキ・菓子パン・チョコレート等を控えるのも大切です。

そして食事と運動のバランスも健康なカラダづくりには重要です。適度な運動を心がけましょう。運動ができなくても、“朝起きて新鮮な空気で深呼吸をする”これだけでもエネルギーをつくりだし、カラダを元気にしてくれます。

姿勢が悪く、猫背で肺を圧迫していませんか?しっかりストレッチをして肺に新鮮な空気をたくさん送り込んであげましょう。

CBD(カンナビジオール)


ここ数年、美容や健康の分野でCBD製品が日本でも注目されています。CBDとはカンナビジオールといい、植物由来(麻)の天然成分です。この成分が身体調整機能をサポートし。ストレスを軽減したり、リラックス効果、免疫系の調整、内蔵機能の調整などに有効といわれています。

CBD製品は抗炎症作用があるため、花粉症にも効果的ともいわれています。

また、海外ではQOL(Quality of Life)を高める目的として既に医薬品として浸透しています。CBD製品は飲む(舌下吸収)・塗る(局所吸収)・食べる(経口吸収)などさまざまです。
ストレス過多でリラクッスできない時は舌下吸収のものを使用したり、塗るタイプのものは肩こりや筋肉痛に効果があるそうです。

どんなものでも個人差はあると思いますし、副作用等も少なからずあると思います。ビジネスとしてCBD製品が多く出回っていますが、含有量等さまざまなので、きちんと知識を身につけながらご自身で選択することも重要だと思います。

腸活


腸活とは腸内環境を整えて、腸が本来もつ力を取り戻すことです。

近年、偏った食事や運動不足で腸内環境が悪くなってしまっている人が多く、腸内細菌のバランスがくずれると、風邪などの感染症にかかりやすくなったり、がんを発症しやすくなったり、肌荒れを引き起こしたりします。

免疫細胞の70%が腸内にあり、腸内環境をよくすることで病気の予防になると言われています。花粉症を含むアレルギーも腸内環境を整えると治ることもあるそうです。腸内環境、重要です。

ところで、『まごはやさしいこ』と聞いたことはありますか?健康な食生活に役立つ食材の頭文字を覚えやすく言いあらわしたものです。

ま め:豆、豆腐
ご ま:ごま、アーモンドやナッツ
は(わ)かめ:わかめやひじき、海苔、昆布
や さい;野菜や果物
さ かな:魚介類
し いたけ:しいたけなどのきのこ類
い も:イモ類、根菜類
こ うそ:発酵食品(味噌・漬物・お刺身)

これらを取り入れることで健康的な食生活を送ることができますし、献立に悩んだ時も思い出すと良いかもしれません。このバランスを意識し食事をすると腸内環境を整えることができます。

また、腸は第二の脳とも呼ばれています。腸の神経細胞は脳についで多く存在し、自立してはたらくことができることをご存知でしたか?脳からの指示なく、腸のぜん動運動がおこなわれるのです。指示を待たずに、体内に入った害のあるものを自ら排出できるということです。賢いですね。

自律神経


腸と脳の連絡に使われるのが自律神経です。自律神経とは自分の意志とは関係なく働く神経です。自律神経の乱れがカラダのさまざまな不調を引き起こします。

精神的な不調が、便秘や下痢、胃腸の痛みとして現れることはよく知られています。例えば、緊張する場面でお腹が痛くなったり、胃がきゅーっと痛くなる経験をしたことがある方も多いと思います。

自律神経をととのえることで精神が安定します。自律神経は背骨の隙間から出ています。そして背骨はエネルギーの通り道です。背中を伸ばし、リラックスできる時間をつくりましょう。

幸せホルモン、セロトニン


“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンは、幸せを感じるときに脳から分泌される、精神状態を大きく左右する神経伝達物質のひとつです。90%以上が腸でつくられています。

また、セロトニンはウォーキングやランニングといった一定のリズムを繰り返す運動で活性化され、セロトニンが分泌されることで精神的な安定や自律神経のバランスも整えられます。カラダの不調を感じたら、適度な運動や日光浴をしたり、呼吸をととのえたりすると良いかもしれません。瞑想も効果的です。

そしてなんと!食べる時の咀嚼も一定のリズムを刻むのでセロトニンが活性化されます。忙しいと早食いになりがちですが、食べ物に感謝し、ゆっくり噛んで味わいながら食事ができることが理想的ですね。


いかがでしたか?久しぶりの投稿で長くなってしましましたが、花粉症は腸内環境を整えることで症状が緩和されます。腸活をすることで、心もカラダも健康になります。季節の変わり目のなんとなく調子が悪いなと感じる時は自律神経の乱れが関係しているのかもしれません。旬の食材をバランスよく摂り、腸内環境をととのえることで、自律神経も整います。昔から言われていることで、当たり前のことを当たり前にできたら、健康なカラダを維持できるのかもしれません。ストレス社会といわれるこのご時世、ご自愛しましょう。長々とお読みいただきありがとうございました!また次回!

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